調査団長: | 福嶋祐介 |
副団長: | 陸旻皎 |
団員: | 犬飼直之,大塚悟,熊倉俊郎,坂田健太,佐野可寸志,高橋一義, |
豊田浩史,細山田得三,松本昌二,力丸厚 |
「はじめに」より抜粋
2004年7月13日信濃川下流域の主要な支川である五十嵐川(いからしがわ)
と刈谷田川(かりやたがわ)流域で梅雨前線の接近に伴う豪雨があり、
両川で増水し、五十嵐川で1箇所、刈谷田川で6箇所の破提が生じた。
特に五十嵐川の三条市諏訪新田地内と
刈谷田川の中之島町中之島地内の破提箇所により大洪水氾濫が発生し、
三条市、中之島町などで大きな水害となった。
新潟県のまとめでは、三条市と中之島町を中心に死者15人、重軽傷者3人、
全壊・半壊家屋5,424棟、住家の床上・床下浸水8,295棟、
公共施設その他の非住家被害6,974棟、道路被害、河川被害、崖崩れ等が
それぞれ、2,727箇所、950箇所、1,904箇所の大災害となった。
長岡技術科学大学は被災地に近いことから、これらの災害の調査を行い、
今後の防災対策に資することを目的として、
平成16年7月13日新潟豪雨災害調査団を結成した。
本調査団は、地元の大学である長岡技術科学大学に所属する
さまざまな専門家から構成されており、
住民に近い立場から調査分析を試みている点が調査団の特徴といえる。
ここにこれまでの調査・分析結果をまとめた報告書を作成した。
五十嵐川、刈谷田川の今後の防災対策の一助となれば幸いである。
7.13の教訓 今後に−長岡技科大 研究成果を発表 見附でシンポ−
(新潟日報、2005年6月12日(日曜日)朝刊)
6月11日の「7.13新潟豪雨災害の調査分析−復興に向けて−」と題した
シンポジウムの開催について報道していただきました。
7.13水害公開シンポジウム
7.13新潟豪雨災害の調査分析−復興に向けて−
終了しました。
下記の標題に、発表時のスライドを PDF としたものをリンクしました。
開会の辞 | (福嶋祐介・長岡技術科学大学教授) |
開会挨拶 | (丸山久一・長岡技術科学大学副学長) |
7.13新潟豪雨の特徴について | (熊倉俊郎・長岡技術科学大学助教授) |
7.13新潟豪雨の 歴史的位置図付けについて | (陸旻皎・長岡技術科学大学助教授) |
刈谷田川の洪水特性と 氾濫シュミレーション | (細山田得三・長岡技術科学大学助教授) |
河川堤防の安全性と 上流域の斜面崩壊 | (大塚悟・長岡技術科学大学助教授) |
水害による農業被害と 森林の変化 | (力丸厚・長岡技術科学大学助教授) |
刈谷田川の治水計画について | (小野田勲・新潟県土木部河川管理課副参事) |
刈谷田川の復興事業について | (新保弘・新潟県長岡地域振興局長岡地域整備部副部長) |
信濃川改修計画と 刈谷田川合流点処理計画について | (藤田士郎・国土交通省北陸地方整備局信濃川下流河川事務所調査設計課長) |
避難行動と ソフトな水害対策 | (松本昌二・長岡技術科学大学教授) |
休憩 | |
パネルディスカッション | |
閉会の辞 | (福嶋祐介・長岡技術科学大学教授) |
題目: | 7.13新潟豪雨災害の調査分析−復興に向けて− |
対象: | 一般市民(無料) |
主催: | 長岡技術科学大学7.13新潟豪雨災害調査団 |
後援: | 国土交通省北陸地方整備局、新潟県、長岡市、三条市、見附市 |
内容: | 7.13水害に関するパネルディスカッション |
時間: | 平成17年6月11日(土)13:00から16:30 |
パネラー: | 長岡技術科学大学6名、北陸地方整備局2名、新潟県2名(計10名) |
場所: | 見附市中央公民館(〒954-0053 見附市本町2丁目5−9、TEL 0258-62-1058) |
連絡先: | 長岡技術科学大学環境・建設系 |
福嶋祐介(TEL 0258-47-9614、 E-mail fukusima@nagaokaut.ac.jp ) | |
陸 旻皎(TEL 0258-47-9665、 E-mail lu@nagaokaut.ac.jp ) | |
住所: | 〒940-2188 長岡市上富岡町1603-1 |
長岡技術科学科学大学環境・建設系サービスルーム、長部(おさべ) | |
TEL 0258-46-6000内線6101 | |
FAX 0258-47-9600 |
地域連携の強化必要−長岡技科大7.13水害で報告書−
全部
[上記のものをつなげた物です](PDF:7900KB)
全部
[上記のものをつなげた物です](PDF:12264KB)
土木学会北陸豪雨災害緊急調査団
藤田教授、陸助教授、大塚助教授、細山田助教授、豊田助教授、熊倉助教授
(新潟日報、2005年5月1日(日曜日)朝刊)
私達、災害調査団の活動の成果を専門的な報告書と、
分かりやすいリーフレットとして発行した主旨の記事を掲載してただきました。
報告書とリーフレットについては、下にも掲載してあります。
ダウンロードしてご活用ください。
系内の関連ページ
水工学
犬飼助手
地盤工学
豊田助教授
全体的な問合せ:福嶋祐介,
WEBに関する問合せ:熊倉俊郎