JACOME PECERO FERNANDO 

Repair of crane girder using CFRP plate (CFRP板を用いたクレーンガーターの補修)

TAKESHI MIYASHITA

リベットを用いクレーンガーダーは、多くの工場で疲労寿命に達し。リベットを交換するには、多くの時間と重機の使用が必要です。これにより、毎年変更されるリベットの数は、変更する必要な数を満たすのに十分ではない。したがって、クレーンガーダーの下部フランジとCFRPプレートを挟み込みによる鋼板の摩擦接合用金物(Pitagrip)による新しい補修方法の実験的研究が行われた。この新しい方法は、鋼構造物にさらに損傷を与えることなく、短時間で行うことができ、工場内やクレーンなどの限られたスペースで行うことができます。
この研究の主な目的は、引張試験および曲げ試験を通じて、Pitagripを使用してリベットクレーンガーダーのCFRP補修効果を評価することである。さらに、実験結果を補足するためにFEM解析が実行される。
本研究は、クレーンガーダーの摩擦接合用金物で挟み込んだCFRPプレートの補強効果に関するデータを収集することが目的だ。
引張試験により、CFRP補強の耐えられる最大荷重がわかった。3つのパラメータを試してみると、研磨紙が無く、継ぎ目のないCFRPプレートが補強に最も適していると結論ができた。また、摩擦係数が増加しても、最大荷重は改善しなかった。軸力100％導入された試験体で、CFRPプレートの表面に大きな損傷を与えてしまった。導入された軸力を減らすことにより、CFRPプレートの表面に損傷を与えなかった。
曲げ試験に関して、Pitagripが取り付けられている場所でのみ補強効果があることが発見された。 Pitagrip付近のCFRPの最大応力は約500μだった。しかし、CFRPプレートの中央の応力はほぼ0μに減少することが示さた。 必要なピッチは、本研究の第4章で計算された。 この式は、補強効果を失う前に各ピタグリップ間隔の適切なピッチを知ることがでる。また、曲げ試験では、摩擦接合用金物間隔のピッチを大きくすることで補強効果が低下することを確認できた。