鈴木貴大

シールドトンネルの蛇行修正線形の設定法

杉本光隆

シールド機が計画線形から外れた場合、シールド機を計画線形に戻すためのトンネル線形(修正線形と呼ぶ)を想定し、シールド機を操作する必要があるが、修正線形の設定法は確立されていない。
シールド機が計画線形から外れた場合,シールド機を計画線形に戻すための修正線形の設定法を開発することを目的とする。
トンネル線形は、平面線形と縦断線形で構成される。平面線形は3次元のトンネル線形を水平面に投影した線形で,縦断線形は3次元のトンネル線形を,平面線形を含む鉛直面に投影した線形である。右手座標系を用い、x軸:鉛直下向き正、y-z面:水平面,原点:任意の条件で考える。また、修正線形は半径Rと中心角θを有する円弧で構成される。修正線形は方位角変化とz軸からの位置変化により3つに分類できる。
本研究では,修正線形を,BPとEPの位置ベクトルとシールド軸方位角により3つに分類し,それぞれの場合の修正線形の設定法を開発した。










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